会社を設立する際に固定費の問題や法人としての信頼度などで悩みを抱えている方は多いです。そのような方にバーチャルオフィスはオススメできます。
バーチャルオフィスを利用すれば、家賃を抑えることができて、都心の好立地にオフィスを構えることが可能です。そんなバーチャルオフィスサービスの1つとしてスタートアップは人気を集めています。
本記事ではバーチャルオフィスのスタートアップについて、評判・口コミや料金、特徴などをまとめました。スタートアップに興味を持っている方は参考にしてください。
スタートアップとは
スタートアップは港区と渋谷区にオフィスを展開しているバーチャルオフィスサービスです。都内の一等地の住所を300円から提供しています。
スタートアップは手続きがすべてWeb完結するのが特徴であり、オンラインで24時間いつでも都合のよい時間帯に申込が可能です。入金を行い、契約書に記入して本人確認書類を提出すれば手続きは完了します。
バーチャルオフィスの住所でビジネスを始められるか不安を抱えている人は多いでしょう。スタートアップでは返金保証を用意しているため、万が一ビジネスを開始できなかった場合は返金を受けられます。
スタートアップは無駄なサービスを徹底して省いているため、料金がとても安いです。広告宣伝費を削ることでコストカットを実現し、その分を料金に反映しています。そのため、スタートアップを利用することで起業のハードルを下げられるでしょう。
月額料金が安くても充実した標準サービスが整っています。郵便物の自宅への転送や東京03から始まるFAX番号の提供をしているのが特徴です。さまざまなオプションも用意しており、ホームページ作成や営業代行なども依頼できます。複数のプランを用意しており、状況に応じてプラン変更も可能です。
都心の住所を利用してビジネスを始めたい方にスタートアップはオススメできます。
スタートアップの住所まとめ
スタートアップで利用できるバーチャルオフィスの住所は「青山」と「渋谷」の2つのみです。いずれもビジネスに絶好のロケーションであり、クライアントから大きな信用を得られます。スタートアップで取得した住所は法人登記やホームページ上の本店表記、名刺への記載などに使用可能です。郵便の配達先としても利用できます。ビジネスで使える明確な住所を用意できるため、スタートアップはオススメです。
スタートアップの評判・口コミ
スタートアップがバーチャルオフィスとしてどのような評価を受けているのでしょうか。
スタートアップの評判・口コミをまとめました。
スタートアップの悪い評判・口コミ
スタートアップの悪い評判・口コミは以下の通りです。
- 対応が悪い
- 簡易書留の受け取りがない
スタートアップの対応が悪いという口コミがありました。
また、簡易受け止めの受け取りに対応していないという不満の声もあります。
スタートアップへの悪い評判・口コミを詳しくみていきましょう。
対応が悪い
シェアスペースをさらに他のシェアオフィス運営会社とシェアしている実態がよくわからない会社。 とても差別的で申込時にこの令和の時代では信じられない対応を受けました。 とても残念なサービスと対応です。 他にも良いバーチャルオフィスがたくさんあるのでこちらはお勧めできません。
引用元:Google口コミ
スタートアップの対応に不満を抱いている口コミがありました。
簡易書留の受け取りがない
良いところ 安い
普通なところ メール対応スピード
悪いところ 簡易書留の受け取り無し 不在伝票の画像をメールで送ってもらい自身で他の郵便局に転送させる必要あり その不在伝票の報告が丸2日半かかるので急ぎの場合は支障をきたす。
引用元:Google口コミ
スタートアップでは簡易書留の受け取りに対応していない点に不満のある口コミがありました。
受け取れない荷物については不在伝票の連絡という対応になるため、受け取るまでに時間がかかります。
スタートアップの良い評判・口コミ
スタートアップに対する良い評判・口コミを以下にまとめました。
- 料金が安くて郵便物の転送サービスが付いてくる
- 良心的な価格で都心一等地の住所を利用できる
- 貸し会議室を利用できる
スタートアップへの良い評判・口コミを詳しくみていきます。
料金が安くて郵便物の転送サービスが付いてくる
スタートアップのために法人住所を取得したく契約いたしました。郵便物の転送などの質問などにも丁寧に回答していただき、安心感を感じました。東京港区の住所でありながら、年間を通しても格安料金のため、今月の更新も迷いなく決めました。ご検討されている方にはぜひおすすめしたいです!
引用元:Google口コミ
基本料金が安くて、なおかつ郵便物の転送サービスが標準で付いてくる点が評価されていました。
質問に丁寧に回答してくれて安心感を得られたようです。
良心的な価格で都心一等地の住所を利用できる
都心の1等地で安価なバーチャルオフィスを探していたので、ぴったりの場所でした。郵送物の転送も遅れることがなく、快適に使えています。
引用元:Google口コミ
価格設定が良心的であり、都心の一等地の住所を利用できる点が口コミで評価されていました。
貸し会議室を利用できる
激安にバーチャルオフィスを借りられるので本当に感謝しています! 郵便物の転送もいつも丁寧に対応してくださるので助かっています。 貸し会議室も利用しましたが、とても綺麗で快適に利用できました。 これからも長く使わせていただきたいです。
引用元:Google口コミ
貸し会議室のサービスを提供しており、必要なときに快適に利用できる点が評価されていました。
スタートアップの料金プラン
スタートアップの料金プランを以下にまとめました。
料金プラン | 初期費用 | 月額費用 | プラン内容 |
起業応援プラン(一括年払い) | 0円 | 300円 | ・住所利用 ・宅配物転送 |
バーチャルオフィスプラン(A)(一括年払い) | 5,000円 | 500円 | ・住所利用 ・郵便物週1回の転送 ・宅配便の転送 |
バーチャルオフィスプラン(B)(毎月末払い) | 5,000円 | 1,780円 | ・住所利用 ・郵便物週1回の転送 ・宅配便の転送 |
最安値のプランは起業応援プランで、一括年払いによって月額費用は300円になります。住所利用に加えて宅配物転送のサービスがあるのが特徴です。
バーチャルオフィスプランは一括年払いでは月額500円、毎月末払いでは月額1,780円になります。バーチャルオフィスプランには郵便物の週1回転送のサービスが付いてくるのが特徴です。
また、オプションとして秘書電話代行プランの利用が可能です。秘書電話代行プランは月曜日から金曜日の9時から18時まで応対してくれます。秘書電話代行プランの料金を以下にまとめました。
料金プラン | 月額料金 | 着信コール数 | コールオーバー |
スタートプラン | 3,000円 | 20件/月 | 180円/1件 |
エコノミープラン | 5,000円 | 40件/月 | 160円/1件 |
スタンダードプラン | 9,000円 | 100件/月 | 120円/1件 |
ビジネスプラン | 15,000円 | 150件/月 | 100円/1件 |
エグゼクティブプラン | 25,000円 | 250件/月 | 80円/1件 |
秘書電話代行プランは着信コール数やコールオーバーの料金によって月額料金が変わります。
秘書電話代行プラン以外のオプションプランの料金を以下にまとめました。
オプションプラン | 料金 |
03番号 | 1,080円/月 |
050番号 | 1,080円/月 |
0120番号 | 4,080円/月 |
地域番号 | 1,080円/月 |
郵便物転送(週1回) | 84円~/1回 |
FAX番号貸し出し | 1,080円/月 |
貸し会議室 平日 | 400円/1時間 |
貸し会議室 土日祝 | 500円/1時間 |
基本プランの内容で不足する場合は、充実したオプションサービスを付けることにより快適に利用できます。
スタートアップのメリット・デメリット
スタートアップを利用するメリット・デメリットを紹介します。
スタートアップを利用するメリット
スタートアップを利用するメリットは以下の通りです。
- 一等地の住所を300円~で利用できる
- 30日間の返金保証が付いてくる
- オプションサービスが充実している
- 提携先の貸し会議室を利用できる
- 各種代行サービスを提供している
スタートアップを利用するメリットを詳しくみていきます。
一等地の住所を300円~で利用できる
スタートアップは一等地の住所を月額300円から利用できるのがメリットです。最安値のプランであれば、月額300円で住所利用できます。最低限のサポートのみで問題ないならば、スタートアップは低価格で都心の住所を利用できるためオススメです。
30日間の返金保証が付いてくる
スタートアップの利用では30日間の返金保証が付いてくるのがメリットです。実際にスタートアップのバーチャルオフィスを利用してみて、ビジネスをスタートできなかった場合に限り初期費用と月額料金の返金を受けられます。バーチャルオフィスでビジネスをすることに不安を抱いている方も安心して利用できるサービスです。
オプションサービスが充実している
スタートアップのバーチャルオフィスにはオプションサービスが充実している点がメリットです。郵便物転送や宅配便の転送に加えて、03番号やFAX番号のレンタルのサービスを提供しています。また、秘書電話のサービスがあるため、電話の応対を任せることが可能です。
提携先の貸し会議室を利用できる
スタートアップのバーチャルオフィスは、提携先の貸し会議室を利用できるのがメリットです。青山一丁目駅から歩いて1分のところにある貸し会議室で、予約やキャンセルは気軽に行えます。会議室内に備わっている充実した設備や備品を自由に利用可能です。クライアントとの打ち合わせや会議などで便利に利用できます。
各種代行サービスを提供している
スタートアップは各種代行サービスを提供しているのがメリットです。法人登記代行や開業届出代行、記帳代行、ホームページ制作などに対応しています。各分野の専門家と提携しているため、書類作成や手続きなどをすべて専門家に丸投げできて便利です。
スタートアップを利用するデメリット
スタートアップを利用するデメリットを以下にまとめました。
- 店舗が2つのみ
- 年一括払いを選ばないと月額料金が安くならない
- 郵送物・宅配物の直接受け取りはオプション料金がかかる
スタートアップを利用するデメリットを紹介します。
店舗が2つのみ
スタートアップの店舗は青山と渋谷のみとなっています。2つ以外のエリアには展開していないため、店舗の選択肢が少ない点がデメリットです。ただし、青山と渋谷はいずれも都内の一等地であり、住所のブランド価値や信頼度は高いとされています。ビジネスで住所利用すれば、大きな信頼を得られるでしょう。
年一括払いを選ばないと月額料金が安くならない
スタートアップの最安値プランは月額300円ですが、年一括払いを選んだ場合に限ります。また、宅配便転送と郵便物転送が付いたプランは月額500円ですが、年一括払いではなく月払いを選ぶと月額費用が1,780円です。年一括払いを選択しないと月額料金が安くならない点はデメリットといえます。
ただし、月額300円であれば年一括払いでも3,600円であり、月額500円のプランも年一括払いでは6,000円です。年一括払いを選んだとしても、他社と比較して費用負担をかなり抑えられます。
郵送物・宅配物の直接受け取りはオプション料金がかかる
スタートアップでは、店舗に直接荷物を受け取りに行く場合にオプション料金が発生します。基本プランに直接荷物の受け渡しをするサービスは含まれていません。受け渡しにかかる費用はサイト上で公開されていないため、詳細を知りたい方はスタートアップに問い合わせをしましょう。
スタートアップと他社バーチャルオフィスを比較
スタートアップと他社の代表的なバーチャルオフィスを比較した結果を以下にまとめました。
初期費用 | 月額料金 | 法人登記 | 電話転送 | FAX転送 | 郵便転送 | 電話代行 | 貸出拠点 | |
スタートアップ | 5,000円 | 300円~ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 港区南青山、渋谷区 |
Karigo | 入会金:5,500円~ 保証金:1,000円~ | 3,300円~ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 20都道府県 (+海外) |
GMOオフィスサポート | 無料 | 660円~ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ | 東京/横浜/名古屋 大阪/京都/福岡 |
レゾナンス | 入会金:5,500円 保証金:1,000円~ | 990円~ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 東京/横浜 |
スタートアップが一番オススメである理由
スタートアップが一番オススメである理由は以下の通りです。
- 最安値が300円~
- オプションを含めれば必要なサポートが揃っている
- 青山・渋谷という一等地の住所を利用できる
スタートアップのプランは最安値で月額300円となっているため、他社と比較しても安い料金設定です。月額300円で青山・渋谷というブランド力のある住所を利用できます。
また、オプションを含めれば郵便転送や電話転送、電話代行などバーチャルオフィスに必要なサポートが揃っている点も魅力です。
安い料金で充実したサポートと価値の高い住所を利用したい方にスタートアップはオススメできます。
スタートアップの申込方法・利用するまでの流れ
スタートアップに申込みをしてから実際に利用するまでの流れを紹介します。
Step1:申込フォームへの入力
スタートアップの公式サイト上にある申込フォームに必要事項を入力します。名前や住所、電話番号、希望のプランなどの情報が必要です。「お申し込みボタン」を押す前に利用規約を確認しましょう。
Step2:確認メールの受け取り
申込を済ませると確認のメールが送付されます。この段階ではまだ仮登録です。申込後に自動返信で確認メールが送信されます。申込後に30分以上経過してもメールが送られてこない場合は、再度申込をするか、スタートアップに電話で確認を取りましょう。
Step3:必要書類の送付
必要書類を送付すれば本審査が始まります。提出する必要のある書類は以下の中から1点です。
- 運転免許証
- 保険証+顔写真
- パスポート+住民票
- 住民基本台帳カード
法人として契約する場合は、代表者の身分証明書に加えて、発行から3ヶ月以内の会社登記簿謄本が必要です。
必要書類はメールで送付できます。
Step4:審査
申込フォームに入力した情報と必要書類の内容から審査が実施されます。審査結果は1~3営業日以内にメールで連絡され、同時に本人確認のための書類が申込時に入力した住所に郵送されるため確認しましょう。
Step5:入金後に利用開始
郵送によって本人確認が取れれば、メールで入金する金額と振込先が案内されます。入金が確認されれば、3営業日以内にメールが送付され、オフィス住所の確認が可能です。申込フォームに記入した利用開始日から実際にバーチャルオフィスの利用を始められます。
スタートアップでよくある質問
スタートアップについてよくある質問を以下にまとめました。
- クレジットカードで支払いはできますか?
- 受け取りができない郵便物はありますか?
- 貸し会議室にはどのような設備が整っていますか?
- 秘書電話代行はどのような対応をしてくれますか?
- 電話転送はどんなサービスですか?
スタートアップに関するよくある質問に回答します。
クレジットカードで支払いはできますか?
スタートアップはクレジットカードによる支払いに対応できます。クレジットカードで対応しているブランドは以下の通りです。
- VISA
- MASTER
- JCB
- AMEX
個人契約した後で法人化した場合でも、引き続き個人名義のクレジットカードで支払いができます。
受け取りができない郵便物はありますか?
スタートアップで基本的に受け取りに対応していない郵便物は以下の通りです。
- 現金書留
- 電信為替
- 内容証明など法的な書類
- 生き物や植物
- 生もの
また、上記以外でも担当者の判断で受け取り不可となるケースがあるため注意しましょう。事前に連絡をしておけば、着払いや代引き郵便に対応してもらえます。
貸し会議室にはどのような設備が整っていますか?
提携先の貸し会議室には以下の設備・備品が揃っています。
- ホワイトボード
- 姿鏡
- 空気清浄機
- プリンター
- スキャナー
- LANケーブル
- インターネット(無線・有線LAN)
- 充電器(スマホ・iPhone)
各設備・備品は自由に利用できます。
秘書電話代行はどのような対応をしてくれますか?
電話秘書代行では、専任の女性スタッフが電話に応対してくれます。取次だけではなく、相手に不在を伝えて伝言を預かってもらうことも可能です。用件については即時メールで報告してくれます。営業電話への対応も任せられるため便利です。女性スタッフが柔軟に対応してくれるため、クライアントから信頼を得られるでしょう。
電話転送はどんなサービスですか?
電話転送のサービスでは、03からはじまる専用の電話番号が提供され、着信されたと同時に指定した電話番号に転送してくれます。発信者側に気づかれることなく転送されるため安心です。Web上の手続きでいつでも転送先の電話番号を変更できます。年中無休で24時間いつでも電話転送が可能です。曜日や時間帯ごとに異なる転送先に設定することもできます。
まとめ:スタートアップはこんな人におすすめ
スタートアップは月額300円から都心の住所を利用してビジネスを始められるのが魅力なバーチャルオフィスです。
オプションを利用すれば、電話転送や電話秘書代行も依頼できて、ビジネスでの信頼度を高められます。
以下のタイプの人にスタートアップはおすすめです。
- バーチャルオフィスの費用をできる限り抑えたい
- 電話応対でクライアントから信用を得たい
- 都心の一等地の住所を利用したい
東京でバーチャルオフィスを探している方はスタートアップのサービスがおすすめです。